5月 ベンツで奈良と和歌山までドライブ.52014年05月17日

5月 ベンツで奈良と和歌山までドライブ.5
●和歌山県 西牟婁郡
ホテル川久の前身は1949年に「旅館川久」を創業し白浜屈指の木造純和風旅館。
後に全面建替をして1991年にホテルとしてオープンしました。
中世ヨーロッパの古城を思わせるホテル川久はオープン当時は高級会員制ホテルでした。
バブル時代を彷彿とさせる施設は内外装とも本物志向で
イギリスや中国等から建築資材を仕入れてつくられています。 
ロビーのアーチの天井にはフランスのロベール ゴアール氏が手掛けた金箔。
5cmの正方形の金箔を1枚ずつ手作業で張り付けられ
22.5金の純度は太陽の光に浴びると一番美しく輝くそうです。
その天井を支える高さ6mの柱は
左官職人 久住 章氏がドイツに渡って習得したシュトックマルモ(擬似大理石技法)で
仕上げたものです。
総事業費は約400億円その内柱1本に要した費用は1億だそうです。
それ以上に高価なものはエレベーターで装飾は天然大理石になります。
バブル遺産とはいえこの手の豪華絢爛な建築が日本で造れるなんて驚きました。
<写真>
左上:ホテル川久の正門
右上:外観とベンツCLS
左下:ロビー
右下:インテリア