4月 庭にある楓の木の補修2021年04月15日

庭にある楓の木の補修
2021年になります。

<中旬>
●愛知県
家の庭木ですが数年前から「ハウチワカエデ」が弱り始めて
厄介なカミキリムシの住処をその都度薬剤等で処置してきました。
2019年9月頃ついに直径30cm程の根元が抉れてしまい
幹の中にはシロアリの大群が発生していました。
シロアリ駆除スプレーを使って被害を食い止めましたが
10日程経過すると根元にキノコが繁殖しその周囲には樹液がたくさん出ていました。
それを見ていると木が苦しんで涙を流しているように思えてきました。
きのこを除去してから2ヶ月後に薬剤も入れて様子見です。
1年半程経過しましたが傷口が痛々しいので
2021年4月中旬に抗菌剤入り樹木補修・保護剤の「ウッディードクター」を購入。
主原料は植物性プランクトンが堆積してできた珪藻土を焼成した
ケイソウセラミック粉と書かれています。
袋を開封して粉をバケツにうつし粉1kgに水は1Lを目安に混合させます。
傷口は清掃をしておき泥状にしたウッディードクターを
手で空洞箇所に詰めていき幹の形をつくります。
時間が経過すると硬化して人口樹皮を形成します。
2袋では足りなくなりましたので追加注文して合計3kg程使用して完成させました。
<写真>
左上:ハウチワカエデの葉
右上:ハウチワカエデの根元が抉られた状態
左下:ウッディードクターの1袋1kgを開封
右下:治療直後で人口樹皮に水分が含まれていて赤みが増した状況